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「本当にコンタクトが来た!」5〜6回の対話から融資実行へ。岐阜商工信用組合×有限会社えんがわの成約の舞台裏。

事業者・支援者インタビュー

公開日:2026/04/24

「本当にコンタクトが来た!」5〜6回の対話から融資実行へ。岐阜商工信用組合×有限会社えんがわの成約の舞台裏。

本記事でご紹介する岐阜商工信用組合様は、他金融機関との競争環境の中において、成長加速マッチングサービスを継続的かつ着実に活用されてきました。その結果、初めてコンタクトに応じてくれた事業者との複数回にわたる丁寧な面談を経て、融資実行という具体的な成果を創出されています。

この記事では、マッチングが実現した経緯を、関係者のインタビューコメントを交えながら具体的にご紹介します。また、本サービスの特徴や機能についても併せて解説しておりますので、サービス全体の理解を深めていただける内容となっております。

成長加速マッチングサービス「セカマチ」について

インタビュイー紹介

事業者紹介:有限会社えんがわ 代表取締役 横山様

有限会社えんがわ

経費削減・補助金申請支援などの経営支援サービスを提供。北海道から九州まで全国に加盟店を展開し、中小企業経営者の支援に取り組んでいる。

支援者紹介:岐阜商工信用組合 [営業推進部・副部長] 米渓様・[各務原支店・営業マネージャー] 伊藤様

岐阜商工信用組合

事業性融資に特化した営業を展開しており、地域の事業者様の成長可能性を見て、将来をサポートしている。 セカマチを活用し、有限会社えんがわ様への融資実行を含む複数件のマッチングを実現している。

目次

  1. マッチング事例のご紹介
  2. サービス登録の経緯
  3. マッチング成功のポイント
  4. 面談から融資実行へ
  5. セカマチが短縮した成約までの時間
  6. セカマチに感じた価値
  7. 今後の期待
  8. 成長加速マッチングサービスとは
  9. サービスの役立つポイント

マッチング事例のご紹介

本インタビューでお話を伺った有限会社えんがわ様は、岐阜商工信用組合様から相談の申し出(コンタクト)を受け、面談を実施されました。結果、融資実行という形で支援が実現しました。岐阜商工信用組合様にとって、セカマチを通じて初めて面談及び融資実行につながった事例となります。

・横山様(有限会社えんがわ)の声
「本当にコンタクトが来た時には驚きましたが、実際にお会いすると、当組合の事業をしっかり理解しようとする姿勢が伝わりました。最終的に融資という形でつながることができて本当によかったです。」

・伊藤様(岐阜商工信用組合)の声
「セカマチを通じた出会いが、円滑に融資実行まで進むとは想定していませんでした。今は有限会社えんがわ様をはじめ、他の事業者様とのマッチングも進展しています。」

サービス登録の経緯

「支援者として知ったセカマチを事業者としても活用」

― セカマチに登録した経緯を教えてください。

横山様:当社は補助金申請の支援を事業の一つとして行っています。その業務の中で、申請時の加点要件としてセカマチの登録が必要になるケースがあることを知りました。そこで、実際に自社でも使ってみようと思い、事業者として登録しました。資金繰りを課題として登録したところ、登録直後にコンタクトが届き、非常に驚きました。

米渓様:当組合は全国信用組合中央協会からの案内をきっかけにセカマチを知りました。数ある施策の中でも、スキームがシンプルで「とりあえずやってみよう」と経営層に説明しやすい内容でした。
ただ、競合する金融機関が多数存在するなかで、コンタクトを送っても本当に反応が来るのかどうか、最初はかなり不安でした。

マッチング成功のポイント

「登録直後のタイミング、過去の接点、そして個別性のある文面が背中を押した」

― 支援者からのコンタクトを承諾した決め手は何でしたか。

横山様:いくつか理由がありますが、まずタイミングです。登録してからあまり日が経たないうちにコンタクトが届いたので、「本当に機能しているサービスなんだ」と感じました。また、以前に岐阜商工信用組合さんとご縁があったこともあって、見知った組合さんからの連絡であれば話を聞いてみようと思えました。さらに、送られてきたコンタクトの文面が、当社の課題に即した内容であり、丁寧に読み込んでいただいたことが伝わった点も大きな理由です。

伊藤様:コンタクトを送る前に、前任担当者の営業記録や会社のホームページを確認して、事業内容を把握した上でご連絡しました。以前に接点があったとはいえ、事業内容は大きく変わっていたため、登録されていた課題の内容をしっかり読み込んだ上で、えんがわ様に向けた個別性のある文面となるよう意識しました。

横山様:定型的な文章ではなく、当社の課題に寄り添った内容であったため、受け取った印象がまったく違いました。相手が自社の情報を丁寧に読み込んでいるかどうかは、受け取る側にはすぐに分かります。

― コンタクトの文面で意識したことはありますか。

伊藤様:事業者様の挑戦課題をきちんと読み込んで、「当組合としてどうお役に立てるか」を具体的に書くようにしています。定型文ではなく、その方に向けた内容であることが伝わることが大切だと感じています。

面談から融資実行へ

「5〜6回の丁寧な対話が、信頼と成果を生んだ」

― 初回面談の印象を教えてください。

横山様:初回から詳細な資料を用意して、事業の全体像をお話ししました。自分の事業をちゃんと理解してもらった上でご支援いただきたかったので、できる限り丁寧に説明しました。伊藤さんはこちらの話をしっかり聞いてくれる姿勢で、「営業されている」という感じがまったく無かったのが印象的でした。

伊藤様:初回から事業内容を丁寧にご説明いただいて、非常に助かりました。複数事業を展開されていたため全体像を把握するには時間が必要でしたが、詳細な資料も快く出していただけましたし、何でも率直に答えていただける方でした。「こういう事業者様と長くお付き合いしていきたい」と自然に思えました。

― 融資実行に至るまでの決め手は何でしたか。

伊藤様:面談を重ねる中で、案件受託から入金までのリードタイムが長いケースがあることを把握し、当組合としてお役に立てる余地があると判断しました。詳細な情報を共有いただけたことで、具体的なご提案につなげることができました。

横山様:資金が入ったタイミングに合わせた融資という提案は、確かにニーズに合っていました。また、複数の金融機関とお取引する中で、地元の組合さんとのつながりを持つことはリスクヘッジとしても大切だと感じていたので、そういう意味でもタイミングが合いました。

セカマチが短縮した成約までの時間

「課題が明確な状態からのスタートが、面談の質を変えた」

― セカマチ経由の面談と通常営業の面談の違いは何ですか。

伊藤様:通常の営業では、挨拶から始まり、徐々に課題をヒアリングしていく流れになるので、場合によっては10回以上の面談が必要になることもあります。しかし今回は、登録されている課題を起点にお話ができたので、初回の面談から目的が共有されており、スムーズに進行できたと思います。

横山様:確かに「何のために会うのか」がお互いに明確な状態でスタートできたのは大きかったと思います。最初から本題の話ができたので、お互いの時間を大切にできたという感覚があります。

― 面談はどのような形式で進めましたか。

伊藤様:基本的には対面でお会いして、資料のやり取りはメールで行いました。事業の細かい内容をご説明いただく場面も多かったので、対面でじっくりお話できたのはよかったと思っています。

セカマチに感じた価値

「実際にマッチングが成立したことへの驚きが大きい」

― 今回の体験を通じて、セカマチにどのような価値を感じましたか。

横山様:形骸化するマッチングサービスも多いイメージがあったので、実際に結果が出たことへの驚きは正直ありました。今では、私たちが支援している事業者様にもセカマチを紹介したいと思うくらい、価値を感じています。

伊藤様:訪問のいいきっかけづくりになります。既存先であっても、何か話題がないとなかなか2回目・3回目の訪問につなげにくい先があります。セカマチに登録されている課題を入口にすることで、自然な形でアプローチができます。今回の有限会社えんがわ様もそうでしたが、以前接点があった先との関係を再構築するきっかけとしても使えると実感しました。また、有限会社えんがわ様以外にも新規の事業者様とのマッチングが別途進んでおり、新規開拓の面でも手応えを感じています。

― 本部の視点からはどのような価値がありますか。

米渓様:本部で登録課題の一覧を見ていると、地域の業種トレンドや事業者が抱えている課題の傾向を把握できます。個別のマッチングだけでなく、地域全体の状況を把握するという意味でも有効なシステムだと感じています。

今後の期待

「些細な悩みでも、まず表に出してほしい」

― 最後に一言お願いします。

横山様:セカマチはまだ認知が広まっていないと思います。使ってみないと実感できないサービスだと思うので、まずは登録してみてほしいですね。あと、コンタクトの文面は定型文だと見抜かれてしまいます。相手の事業をちゃんと調べた上で書かれた文章かどうかは、受け取る側にはすぐ分かります。支援者の方にはそこをぜひ意識していただきたいです。

伊藤様:どんな些細なことでも、課題があれば登録していただきたいです。事業者様が情報を表に出してくださらないと、私たちもキャッチできません。「こんな小さなことで…」と思わずに、気軽に登録してほしいと思っています。私自身もこの経験を通じて、お会いする事業者様にセカマチをご紹介していきたいと思っています。こうした出会いがもっと増えていけば嬉しいです。

成長加速マッチングサービスとは

中小企業庁が運営する成長加速マッチングサービス(通称:セカマチ)とは、成長志向の事業者と支援者をつなぐオンラインのマッチングプラットフォームです。
事業者は「資金調達・事業承継・経営相談」といった挑戦しようとしている課題を登録し、支援者(金融機関や認定支援機関等)から面談の申し出(コンタクト)を受けられます。事業者が申し出を許諾することでマッチングが成立し、課題解決に向けた面談へと進みます。
金融機関にとっては、地域企業との新しい接点を築き、ニーズに応じた最適な出会いを実現できる点が大きな特徴です。

サービスの役立つポイント

事業者に役立つポイント
●取り組みたいテーマ(挑戦課題)に対して、解決可能な支援者から直接コンタクトを受けられる
●金融機関、投資機関、認定経営革新等支援機関など、国が認めた支援機関のみが登録しているため安心
●情報公開する支援者の範囲を選べるため、希望する支援者に限定してアプローチを受けられる

支援者に役立つポイント
●中小企業庁の運営するサービスで安心
●約40,000社の事業者が登録しており、無料でコンタクト可能
●事業者の財務データや基本情報に加え、事業者の取り組みたいテーマ(挑戦課題)の具体的な内容を確認できる
●市区町村レベルでの事業者検索や、事業者が取り組みたいテーマ(挑戦課題)の種類(資金調達/事業承継/経営相談)の検索が可能で、自身の専門性に合った事業者に出会える

サービスの仕組み
サービスの仕組み

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